ちんちんの徒然日記

tintinな僕の雑記

嫌いなもの

人が泣いているのを見るのが嫌いだ。

見るだけで自分も泣きそうになる。

思わず、「泣くなよ、自分を責めるなよ、しゃんとしろよ」って言ってやりたくなる。

でも言えない。言ってなおさら傷ついたらどうしようと思ってしまうからだ。

 

 

いや、違う。自分をよく見せようと、いい言葉を使った。

本当は、自分の言葉に責任を持てないから言えないだけだ。

人のことを心配しているんじゃない。

ただ 自分のことを心配しているだけなんだ。

 

こんな自分が嫌いだ。弱虫で、中途半端にプライドが高く、自分を守ることに関しては思考が回る。

時々、死んでしまえばいいのにって思う。

でも、無理だ。

そもそも、死ぬのが、怖い。

 

 

気のいい人間になりたい。

だれかが泣いていても、笑いながら背中を叩いて励ませるような人間、すごい憧れる。

そんな人間は、これまでに何人か見たことある。

自分のくそさに、狂いそうになる。

しかし、できない。そんな自分を見られたくないからだ。

中途半端な理性なんて死んでしまえと思う。

 

人前で泣くことができるやつ、立派だ。

どんどん泣けば、さらに強くなれる。

俺みたいなやつは人前で泣く勇気もない。泣く時はいつも、1人の時だ。

寂しい、情けない、悔しい。

 

 

 

何も考えたくない。

君は弱虫だ、と言われても、そもそも言っていることが理解できないから、ぽかんと、間の抜けた顔でいたい。

ただぼんやりと、「あっこの人は嫌な人なんだ」と雰囲気を感じ取るだけ。

 

 

 

1人でいると、自分の深いところにひきずりこまれるような感覚に襲われる。

どんどん自分の嫌な所しか見えなくなる。

内、を見たくない。

外、を見たい。

 

美しいものだけ、見たい。景色、絵、文章、なんでもいい。

見るだけで、心酔できて、ただ幸せならそれでいい。

 

 

 

ただ、生きていたい。

 世の中の道徳、真理とか考えずに、ぼーっと、生きたい。

 

 

「あっ」

何かに気づいたように声をあげる。何か、気づいてしまったのだろう。

もう、自分のなかの革命的な発想。

でも忘れてしまった。

何だったんだろう。まあ、いいか。

 

 

自分で書いていてなんだけど、とても素敵かもしれない。そういう人間になれたら、死んでもいい。

 

 

あっ死んだら終わりか。

 

じゃあ、もうちょっと生きようかしら。

 

 

 

 

今日の天気は、晴れ。雲がのんびりと泳いでいる。

太陽から差し込む日光が雪に反射して、眩しい。

明日はどんな日になるのだろう。

 

 

ぼんやりと、子供みたいに、そう思ってみたくなった。